先週のことでした。
東京・成城にあるお菓子教室、シェソアを主催されている冨田さんからメールが届きました。 冨田さんはコパンとは古いつきあいで、私はほんの数年前にそのお仲間に加えていただいたわけなんですが、その冨田さんが私に素晴らしいプレゼントをくださいました。 それは、シェソアのお菓子教室のテキスト一式でした。 プロのパティシエの方が愛好家の私にレシピを渡すというのは、しかもお願いしたわけでもないというに!(お願いしたくても、ずうずうしくてとてもできないことです。)普通ではあり得ないことだと思います。 だからこれは、冨田さんとコパンの関係性がとても深いのだとすぐに納得しましたが、いただいた私はこのレシピをとても大事にしようと思ったのは言う迄もありません。 このことをここに書くのは迷いましたが、恐らく、これからはシェソアのレシピでたくさんのお菓子を作ることになると思うので、その時に皆さんが不思議に思わないように、こうして書いておくことにしました。 私自身は冨田さんに直接教わったことは数える程しかないのですが、お菓子だけでなく、フランス料理も、今現在、冨田さんのレシピで作っているものはたくさんあります。 よく人に、どこで料理やお菓子を習ったのかと聞かれますが、私は「シェソアの冨田さん!」と胸をはって言いたいし、これからはそう言ってもいいのかな。。。と勝手に思いました。 そういうわけで、昨日はシェソアのレシピでパウンドケーキを作ってみました!! 見て分るかもしれませんが、とてもキメの細かいしっかりした生地です。中にはヴァニラ以外何も入れていないプレーンのキャトルキャールです。 材料の違い、私のテクニック不足など、完全に再現されているかどうかは分りませんが、まず、思ったのが、作り方が面白い!!ということでした。これには基本、泡立て器は使っていないんですよ。(メレンゲには使いましたが) 食べてみて思ったのが、出来立ては周囲がクッキーのようにカリッとしていたことと、バームクーヘンのようにしっかりした生地だったこと。そしてそれがとても美味しかったということです!!! 私の知っているパウンドケーキとはちょっと違う印象なんですが、この懐かしい感じはなんだろう。。。 バターと粉の味をしっかりと味わえるパウンドケーキだと思いました。 しかしこれは、まだ初回の試みなので、今後、また別の展開になっていくかもしれません。 このレシピはパリ→成城→レンヌに再輸入されている一風変わったものなので、→の間で様々な解釈や努力が必要になるからです。 これから私は長い時間をかけて、勉強して解釈していくという楽しみとプレッシャーで一杯です♪
by kuma-rennes
| 2014-01-21 03:57
| お菓子作り
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