金曜日の晩は、アヴランシュというレンヌから北東に80キロくらいのノルマンディの町に出掛けてきました。
コパンの友人が、そこの美術館のエクスポジションに自分の作品が紹介されるというので、そのvernissage(一般公開前の特別招待)の券を送ってくれたからです。 実際に行ってみるまではよく分っていなかったのですが、”Le livres fait son cinéma"という本が映画のモチーフになっている作品をピックアップしたエクスポジションで、友人の短編映画にもこうして本が美術小道具として使われていました。 そうして徐々によく分ってきたのですが、まず、そこの美術館はモンサンミッシェルのmanuscrits(マニュスクリ/手書きの教本、写本)の美術館で、ここしばらく閉館していたそうです。それで翌日の2月1日から再公開されることになっていて、アヴランシュの歴史やモンサンミッシェルのマニュスクリなどの常設展に併設して開催する企画展の第一段だったということです。 マニュスクリ自体、私はよく分っていなかったのですが、美術館でよく見る、手書きの古い本のことなんですね。。。 でも私は、紙ものやデザインなどを見るのはとても好きなので、このマニュスクリも実はとっても興味がありました。パリだったらマルモッタン美術館の一角にこういう美しい本がたくさん展示してあったのがとても印象的だったので、友人のヴェルニサージュそこのけで常設展の内容を興味深く見て回りました。 そしてこのアヴランシュという町はモンサンミッシェルの近くで高台からよく見渡せる絶好のロケーションということもあって、モンサンミッシェルとは関係の深い場所のようです。 残念ながらこの日は雨が降っていたので景色は全く楽しめなかったけれど、晴れていればもっとずっと良かっただろうと思いました。 再公開というだけあって、とても綺麗で見やすくなっていて、内容もかなり細かくてマニアック!だったので、また機会があったらゆっくり見学したいと思いました。ノルマンディの小さな町にある美術館なのに、こういう奥の深い所がフランスって楽しいと思いました。 あっ!もちろん友人とは無事に再会して、エクスポジションも楽しみましたよ♪
by kuma-rennes
| 2014-02-02 03:46
| アート/建築
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