今回、宿泊地をBeuvron-en-Augeに選んだのは、このレストランというか、レストランについているメゾン・ドット(民宿)に泊まるのが理由でした。
私達の旅行はホテルよりも食事の方が大事なので、もちろんレストラン選びは慎重になりますが、なかには宿泊部屋を併設しているレストランもあって、そういう所はサーヴィスも値段もシンプルながらきちんと整った清潔な部屋であることが多く、朝食もよかったりするので割と穴場なんです。 (そしてこちらのLe pavé d'Hôte もレストランに劣らずとてもよかったのでお勧めです♪) というわけで、同じ場所に2泊しましたが、レストランの方は初日だけ予約をとりました。 料理の方は、前菜にグリーンアスパラ、アサリとリ・ド・ヴォーを添えて泡立てたホワイトソースがかかっています。 これは美味しかったし、こういうリ・ド•ヴォーの使い方ものあるのだなと思いました。 メインは子豚のローストに林檎と黒ブダンの添え物、火を通したサラダ菜の下には色々な野菜のみじん切りが隠れていました。そしてたった一個の小さなジャガイモが妙に美味しかったです。。。 今回は私もコパンもメニューからではなく、シェフの今日のお勧め料理というのを頼みました。 ここのレストランはシェフ自ら注文をとりにテーブルまで来てくれるのが珍しいと思いました。最近はそういうコミュニケーションをとるシェフは少ない気がしますが、ここでお客の雰囲気を掴むのも実は大切なことなのではないかと感心しました。普通はそれはメートル・ドテルの仕事だし、メートル・ドテルは別にちゃんといてきちんと自分の仕事をしていましたが。 そしてデザート。私は軽いタルトタタンにカルヴァドスのアイス添え。 アイスはどこにあるのかと思ったら、熱々のタルトの下から溶けたものが出てきました。これは美味しかったです! コパンはスフレ・グランマルニエ。パンナコッタも添えてあります。 料理は美味しくてもデザートがもう一歩というレストランは非常に多いですが、こちらのデザートはとても素晴らしかったです。 この後もコーヒーに続くミニャルディーズ(小菓子)がたくさん出てきてすごいサーヴィスだと思いました。もちろん、食前のアペリティフも2品くらい出ていましたよ。(でも、サーヴィスの話ではなくて、しっかりと味の美味しいデザートでした) そしてもうひとつ、ここのパンがとても美味しかったです!!林檎とシードルの入ったしっとりしたパンで何枚も食べてしまいました。実はここのレストランには前にも来たことがあるのですが、その時に何を食べたかは忘れていましたが、このパンは食べた時にすぐ思い出したくらい印象に残っています。 長く歴史のあるレストランの風格を感じつつ、田舎らしい気取り過ぎないところがとてもいい印象のレストランでした。。。
by kuma-rennes
| 2015-04-13 01:37
| 美味しいお店/レストラン
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