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Le Dauphin

ノルマンディ2日目の夜はLisiuxとPont-l'Evêqueの間に位置するLe Breuil-en-Augeという町のル・ドーファンのレストランで夕食をとりました。
宿泊地のBeuvron-en Augeからは30キロくらい離れていますが、わざわざ車で出掛けていきました。

前日のレストランよりもこちらの方が気楽な雰囲気でしたが、イギリスのエリザベス女王が昔食事に来られたことがあったそうで、写真が飾ってありました。

私達はノルマンディの郷土料理のコースを選びました。前菜はアンドゥイエットのテリーヌです。
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バラしたアンドゥイエットとジャガイモが綺麗にまとまっていました。どうせならば思いっきりアンドゥイエットを食べたかった気もしましたが、レストランだとある程度調理しないわけにいかないので、そういう場合はビストロに行く方がよいのだと思いました。

メインはカネット。。。
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ブルターニュのククーのカネットが非常に美味しいので、ノルマンディの鴨はどうだろうと思って食べてみました。そうしたら当たり前ですが、ククーとはまた違った美味しさで、その違いに驚いたり感心したりしました。土地や育て方で異なるんですね〜。どちらが好みかというと食べ慣れているククーである気がしますが、こちらの鴨も身が繊細で味が濃くて美味しかったです。

カネットの料理はコパンも頼んでいましたが、その前に彼だけ魚料理の鱸も注文していました。
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ノルマンディは北側が海に面しているので、魚介類も豊富なんです。一切れ味見させてもらいましたが、ブルターニュの鱸と遜色なく美味しくいただきました。

そしてデザート。コパンはしつこくスフレ・グランマルニエで、私はTeurgouleというノルマンディの郷土菓子の盛り合わせにしました。
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Teurgouleはリオレ(米のミルク煮)みたいなもので、シナモンで風味づけているのが特長です。オーブンで長時間火にかけるので、専用の土鍋もあります。
前にホテルの朝食に出てきて食べたことはあるし、特に想像以上のものではないのですが、せっかくなので選んでみました。
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盛り合わせになっていて、左からteurgouleのムース、teurgoule風味のシャンティ、teurgouleそのものが並んでいました。
旅行の時、自分の好きなものを選ぶか、郷土料理や郷土菓子を選ぶか難しいところですが、初回はこれで正解なのかもしれません。。。


コパンに「前に買ったカルヴァと今回のとどちらが好き?」かと尋ねたら、「前に飲んでいたのも初めは慣れなかったけれど、そのうちに美味しくなっていったんだよ」と言われて、そういう感覚は何となく分るような気がしました。私も本を読んで別の本にうつる時、すぐには感覚が掴めずに違和感を感じることが多いからです。その文章がもつリズムや表現の仕方に慣れる迄少し時間がかかるので、最初の頃は面白くないとまで思うこともあります。
料理も同じで、料理人の腕の違いは大きいけれど、素材の違いや、土地の違い、ひいては考え方の違いもあるので、たった一度で判断するのはとても難しいです。けれど、旅行の時はその”一回”が重要なので、自分の好みに合うものを見つけるのがポイントだと思いますが、自分の好みだけで決めていくのは、やはり視野が狭くなるような気がします。

長々と書きましたが、ここのレストランもなかなか良かったです。ただ前日と比べると、例えばスフレのキメが粗い/細かいで差はありましたが、値段も多少差があるので、金額に見合った品質なのだと思います。
それにこちらの方がパリ寄りに位置するので、パリからヴァカンスでやってきた人達が気軽にくるレストランと云う感じで客層もちょっとシックだったような気がします。

レストランの評価ってとても難しいと思います。。。

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by kuma-rennes | 2015-04-17 05:32 | 美味しいお店/レストラン
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