<< ホームパーティー 下北沢 >>

お菓子の特訓

日本へ出発する前々日の晩、それまで様々な計画、手配、連絡などの準備を行なってきましたが、とうとう後は出発するのみとなったその頃に、ちょっとした話の流れから”シェソア”のお菓子教室に行ってみたら?とコパンが提案してくれました。そんなことが可能だと私は全く考えていなかったので驚きましたが、とにかくそのまま冨田さんにメールでご相談してみると、冨田さんご自身もとても驚かれていましたが、何とか行なってくださるということで、都内に滞在している間の2日間(正確には一日半)に特別マンツーマンレッスンをお願いすることになりました。

このために別の日にシェソアに伺い、どういう内容にするか打合せさせていただきましたが、私が教わりたかったのはとても基本的なことで、バターの乳化やメレンゲの作り方だとか、焦がしバター、イーストの状態の見極め、シュクレ生地の扱い、トリュフの薄いチョコ掛けなど、本当に今更というようなことを初心に戻って一からお願いしました。自分の引き出しを増やすというよりも、その小箱ひとつひとつを強化したい気持でした。
e0228108_21560535.jpg
私の希望は、バターの乳化は共立てのパウンドケーキとアーモンドクリームに、メレンゲの作り方はマンゴーのムース、焦がしバターはフィナンシエ、イーストの見極めはサヴァラン、シュクレ生地はレモンのタルトとパリツィというタルトレット、そしてトリュフ作りへと反映して計7品のお菓子を教えていただくことによって実現され、叶いました。あとは日本の材料がどんな風であるか、それで作るとどんな味になるのか実際に確かめたい気持も強かったです。
e0228108_00290020.jpg
実際に行なってみて、まずは自分が普段とても省略していたり、見落としている部分が多いことに気付きました。でもそれは知らなかったことではないので、いかに自分が雑にお菓子作りをしていたのかと恥ずかしくなりました。それからよく理解していないまま進めていることも多々あって、特にイーストの扱いなど、実際に見ながら確認できたのは良かったです。

今回の日本では、自分からフランス菓子を食べることはほとんどなかったので一概には言えませんが、シェソアのお菓子が一番フランスで私が食べているお菓子に近くて、完成したお菓子を一口食べたその時に、とても懐かしいような安心する気持になったのでした。

この貴重な経験も、日本滞在の毎日の慌ただしさと新しい印象の重なりによってどんどん記憶が薄れていく不安を感じましたが、レンヌに戻って少しずつ復習を始めています。レッスン中になるべくその場で質問をするようにしていましたが、後になって沸いてくる疑問というのもあるので、「この講習はその後の質問にも対応します」という冨田さんの言葉に甘えて本当に質問させていただいていますが、とても丁寧に返信してくださるのでありがたいです。

今回の特別レッスンで私の日本滞在がより充実したものになったことはいう迄もありませんが、この時に作って持ち帰ったお菓子が、ウィークリーマンション生活での嬉しい朝食になっていたことも、やはりいう迄もありません♪



[PR]
by kuma-rennes | 2016-03-11 06:21 | お菓子作り
<< ホームパーティー 下北沢 >>