パリ郊外に住んでいた頃に近所のアトリエに通っていました。といっても、ベースがあったわけではないので、”描き方”を教わる程度で、全部先生にお膳立てしてもらって偉大な画家の絵を何枚か模写していました。その中の一つのマネの静物画です。
これは6年前に描いたものですが、「リラの花をもっと白くしてほしい」とマネの画集を持って指摘してくるので、「この色とこの色とこの色の絵の具があればいいけど。。。」と返事をすると、数日後に本当に絵の具を用意してきたので、年明けは我が家の一角が急遽アトリエ風になっていました。 かなりブルーがかった絵でしたが、多分、当時、私が見本にしたものの印刷が青みがかっていたのではないかと思います。確かに画集の絵とは色合いが異なっています。筆を握るのも6年振りだったので最初は恐る恐るでしたが、描き始めると集中してあっという間に時間が経ちました。 描いては乾かして、を繰り返していたので少し時間がかかりましたが、今日で仕上げよう!という日にコパンの指示が煩くて、終いには後ろで筆まで握り出すのでそのまま描いてもらいました。真っ白の部分はかなりコパンが描いているので、花の部分が若干大きくなったような気もしますが、「私達の絵だからいいよね。」と終えることにしました。 こちらが完成形。 精密さには欠けるけれど、以前よりも好きだなと思います。油絵は描き足せるからいいですね♪
by kuma-rennes
| 2017-01-11 02:10
| アート/建築
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