久しぶりにアオゼンに食事に行きました。
コパンはシャンパーニュ、私はマンゴージュースで乾杯しました。そして前菜はアワビとホタテの貝柱と手長海老の豪華な盛り合わせです。 周囲はクレソンの泡のスープに海老と貝の下にキノアが敷いてあります。合わせられたワインはマコン・ヴィラージュの白でした。 和食や中華だとアワビのコリコリした食感を楽しむことが多いですが、フランス料理では柔らかく火入れがされてクリームと合わせたりするので、また別の楽しみ方ですね。 魚料理はヒラメ(バルビュ)とトリュフの料理です。 テーブルに運ばれてきた時にトリュフのいい香りが漂って幸せな気分になりました。グリーンアスパラガスと人参の添え物にカリフラワーのピュレ、アーモンドのチュイユ、パルメザンチーズのスライスが合わせてあります。黒いソースがトリュフのソースでとても濃厚、この一皿を存在感のあるものにならしめていました。やはりトリュフはすごいなと思いました。 ワインは100%シャルドネのジュラの白でした。 肉料理はルノーさんの店の合鴨です。 奥にあるシウマイみたいなのに鴨のコンフィが入っていました。お肉の下にシュー・ポアンチュ(小さいなキャベツ)のソテーが敷いてあってとても甘くて美味しかったです。手前は砂糖大根とグリオット(さくらんぼ)のピュレで、小葱やカブが添えられていました。グリオットが漬けてあったキルシュが強くてクラッとしましたが、それがまた良かったです。 ワインはクロゼエルミタージュの赤でしたが、セパージュが100%シラだったからか、とても軽い飲み口でした。 デザートはチョコレートのムース。 底にムース、上にアイス、そして周りにソース、上にはカカオのクラッコンが差してあってチョコ尽くしです。キャラメリゼされたノアゼットにほんの少し塩見があって食感と共にアクセントになっていました。チョコ好きな人は大喜びしそうですが、そうでもない私達も楽しめたバランスの良いデザートでした。 このレストランは4人のスタッフのチームワークが良くて、華美な装飾や過剰なサーヴィスもなく、とことん”食事を楽しませる”ことに徹底しているのがとても好きです。特にここ最近はやっと彼らのやりたいことができるように安定してきた感じがして、より信頼感が増しました。私達ももう4年くらい通っているけれど、料理だけで言えば大抵のところより美味しいと思います。しかも、シェフとアシスタントの二人で作っているのだから、本当に大変だろうと思います。アラカルトのメニューはありませんが、これ以上求めるのは難しいでしょう。 帰り際に、予約のノートに私達の名前を久々に見つけて嬉しかったとソムリエのマダムに言われました。私達もレンヌにそういうレストランがあることが本当に嬉しいです。
by kuma-rennes
| 2017-03-24 07:44
| 美味しいお店/レストラン
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