土曜の晩は友人宅に食事に招かれていました。まずはシャンパーニュで乾杯し、今度の大統領選の話題で盛り上がってからテーブルへ移動しました。 前菜は鴨の胸肉の燻製と、鴨肉とフォアグラのパテでした。これは買ったものだということでしたが、パテの肉の部分が首の部位だそうで、私は初めて食べました。鳥屋さんで一羽丸ごと買う時に、頭はよく切り落とされますが、首の部分は残っているのです。その部位が好きな人も結構いると聞いたことはありましたが、食べて納得。脂がのっていて美味しかったです。 鴨の料理なのに白ワインが合わされたので不思議に思ったら、ラベルはシャトー・ヌフ・ド・パップ。ここの白ワインも初めて飲みましたが、意外と料理に合っていて面白いと思いました。 2皿目の前菜は白アスパラガスです。 白アスパラはもちろん、マヨネーズに生クリームを合わせたソースがとても美味しかったです。ワインはジュラの白ワインでこれがとても個性的でした。まず、香りは蒸留酒並みに強く、飲み口は最初甘さも感じましたが、飲み込むあたりでキリッと酸味に変わるのです。ジュラのワインは個性的だとよく言われますが、本当にかなり変わったワインでした。白アスパラの複雑な苦味や甘みとよく合っていたと思います。 メイン料理はうずらです。リンゴとさくらんぼが合わせてありました。別に温製のオンディーブも出てきました♪ このワインはリストラック・メドックの赤でした。 この後、チーズのプレートも出されて、チーズ用にも別のオ・メドックのワインが開けられました。飲み終わらなくても新しいワインを開けてくれるのです。ということは、今夜のために4本のワインを用意してくれたことになります。 ラストはデザートのムース・オ・ショコラ。大きなどんぶり、、、失礼、深鉢にそのまんま入っている豪快さがとてもいい!と思いました。ソースにフランボワーズのクーリ(ソース)をかけていただきました。とっても美味しかったです! ムース・オ・ショコラは、フランスの三大定番デザートの一つで、他はイル・フロッタン(クレームアングレーズソースにメレンゲが浮いたデザート)とクレーム・キャラメル(プリン)だと言っていました。 その後、食後のコーヒーから食後酒のカルヴァドスまで進んで、解散したのは夜中の2時半になっていました。私はほとんど飲まなかったので、もうそろそろお暇した方が、、、と思って正面にいるコパンをじーっと見てアイコンタクトを取ろうとしましたが、コパンは絶対に目線を合わせない!!!んですよ。多分わざとだと思いますが、今回はコパンではなくて別の人物が喋り倒していたので、まぁ、いいんですけどね。。。 今日もフランス人の気の張らない素敵なおもてなしを受けてとても勉強になりました。おしゃべりも含めて楽しい晩でした♪
by kuma-rennes
| 2017-04-03 04:01
| おもてなし
|
カテゴリ
以前の記事
2019年 11月 2019年 10月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 more... メモ帳
検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||