カテゴリ:はじめに( 1 )

新しい生活のスタート

パリからレンヌに越して10日がたちました。

今はまだ家の中の片付けが主流で、周囲の事は分からないことだらけですが、食べることだけは外せないので、マルシェにはもう何度か足を運んでいます。

ここはやはりブルターニュ、お魚が新鮮で美味しいですね。
物価もパリより低く、パリではあまり見なかった魚がたくさんあるので、これから色々試してみようと思っています。

そうして今日はブログの初回ということで、少しだけ時間を戻して、パリで心に残ったことを書いておこうと思います。



引っ越しの荷造りが始まって家の中が雑然としてきた頃、友人の一組が
「食事に招待したいんだけど、その日は空いている?」と誘ってくれました。

台所の荷造りも始まり、食事の用意もままならなくなってきていた私達にとって、この誘いは非常にありがたいものでした。

その日は夕方まで荷造りをして、慌てて支度をし、いつもなら手作りのお菓子を手土産にするところですが、そんな余裕もなかったので、途中でチョコレートの小箱を購入して出掛けて行きました。




友人宅のアパートのベルを鳴らしてそのドアを開けると、中はとても温かくて、家具やオブジェ、生活用品があるべき所にきちんと収まった気持のいい部屋が私達を迎えてくれました。(もちろん、友人の笑顔もね♪)

こういう普通の生活感がどんなに素晴らしいか、その時改めて実感しました。

それから友人にシャンパーニュを注いでもらい、アペリティフをいただいていると、

「今夜はね、レストランで食事を招待するつもりなんだよ。」

と言われたので、私達は4人で一台の車に乗り、パリの7区にあるレストランへ向かうことになりました。




レストランに到着すると、奥の個室へ通されました。

そこには、パリの仲間達が大勢集まっていて、私達に内緒で送別会を用意して待っていてくれたのです。

テーブルを回って一人一人と挨拶を交わしながら、私は思わず涙がぽろぽろとこぼれました。




既に日本からフランスに渡っている私達は、パリからレンヌまでの350キロという距離を、そう遠くは感じていなかったけれど、友人達にとっては”いきなりのニュース”だったようで、とても驚かれました。

あまりに唐突で不快感を示した人もいれば、『そんな田舎に行ってどうするの!?』と本気で説得してくれた人、すぐに遊びにくることを頭に浮かべる人もいて、様々な反応がとても興味深く感じられました。




さぁ、こうして本当にレンヌに越してきてしまった私達ですが、こちらに知り合いがいるわけでもなく、フランスの田舎といっても、プロヴァンスでも、ブルゴーニュでもなく、どうしてこの地を選んだのか、そしてそれが良かったことなのか、まだしばらくはその答えが出ないだろうと思います。

けれど、ひとつだけ分かったことは、こうして清々しい気持で新しいスタートを切ることができたのは、何よりも私達を温かく見送ってくれた人達の存在があったからだということです。

大事なこの思い出を忘れないために、このブログの1ページ目に記しておくことにしました。

e0228108_2272179.jpg


そんな私はお菓子作りが大好きで、料理も少々、とにかく食べることが好きです。

こんな風に文章を書くことと、小説を読むのも好きです。

絵画を観るのが好きで、そのために少し油絵を習ったこともあるので、美術館やエクスポジションに行くのも好きです。

そして、かなり年上のパートナー(コパン)と一緒に暮らしています。


こんな私(くま)のブログ「ブルターニュの生活」をどうぞ宜しくお願いします。
[PR]
by kuma-rennes | 2011-02-04 20:54 | はじめに | Comments(6)