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Jalousiesーりんご入りのパイー

折りパイのお菓子が食べたかったのと、マルシェでりんごを仕入れたのとで、りんごのパイを作りました。

私がお菓子に使うりんごは大抵がゴールデンなんですが、お店によってはなかったりもするので、そういう時は「火にかける用ね。」とお店の人にひと言付け加えます。

そうして渡された今回のりんごはJAZZという種類で、生で食べてもシャリシャリと食べやすく、酸味と甘みのバランスもとれていました。火にかけてもあまり煮くずれなくて、これはこれで美味しいと思います。
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パイ生地の方は、T45の粉とブルターニュの強力粉を半々でブレンドしたので、色が薄茶になっています。

生地に折り込んだバターは、先週のガレット・ブルトンヌに使用したものと同じブルターニュ産のフレッシュバターです。(今回はナチュラルで)

買う時にお店の人に「どうしてお宅のバターは他より高価なのか?」質問してみたところ、
「うちは大量生産じゃなくて、お父さんが作っているから。」と可愛い娘さんが答えてくれました。

あんまり答えになっていないけれど、そこのバターは確かに美味しいので、とにかくとても手間がかかっているということですね、きっと。。。

粉をブレンドして生地に主張を出したので、りんごのソテーにはきび砂糖を使いました。
もちろんカルヴァドスで香りづけしています♪

今回は焼き加減もうまくいったし、食べてみたら物凄く美味しかったんですよ!!
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お菓子を作る人はみんなそうだと思うけれど、私は自分の作ったお菓子が世界で一番好きです。

そうそう、タイトルのジャルジーというのは、フランスの家のよろい戸のことで、蛇腹模様が似ているからだそうです。
コルドン・ブルーのサブリナ2の製菓本のレシピを参考にしました♪
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by kuma-rennes | 2011-02-28 00:39 | お菓子作り | Comments(2)

エイの焦がしバター

今日もお料理です♪

クールブイヨンで煮たエイの皮をはがして、焦がしバターをかけていただくシンプルな料理です。

レストランよりも、ビストロやブラッスリーでよく見かけますが、ふいに食べたくなるので、2、3ヶ月に一度は作ります。
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ケッパーは欠かせないアクセントで、食べる直前にレモン汁をギュッと絞ります。

添え物は茹でただけのジャガイモですが、これがまた美味しいんですよね〜。

そして今回、パンを買いに行くのが面倒で、多めに作ったクールブイヨンでバターライスを炊いてみたら、それがとっても美味しくて気に入りました。
ブイヨンに使った香味野菜も細かく切って加えてあります。



それから、ガレットブルトンヌの生地でタルトを作るつもりでいたら、お目当てのリュバーブがマルシェで見つからず、苺もまだ固くて美味しくないので、仕方なくトマトスリーズ(ミニトマト)と合わせてみました。

トマトのタルトって、前菜や軽食ではあるけれど、本物のデザートにしてしまえ!と思ったのです。

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でも、トマトってやっぱり野菜なんですね。。。

甘くすると、私は”青臭さ”が気になって、あんまり美味しく感じませんでした。
(コパンは悪くないと言って食べてましたが‥…)



これからもめげずに色々と試してみようと思います!
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by kuma-rennes | 2011-02-27 00:28 | 料理 | Comments(2)

豚の舌

たまには料理もアップしましょう♪

ブルターニュに来て初めて知ったのですが、こちらは豚肉が美味しくて、特にcochon de laitという生後6ヶ以内の乳飲み子豚がよく食べられます。

多分、田舎で土地があまり豊かではないので、牛よりも飼育しやすい豚が、経済的な面からいっても重宝されているのだと思います。

こちらに来て、牛肉の美味しいお店を見つけるのにけっこう苦労しましたから‥…

その代わり、豚肉やハムやソーセージ等の加工製品が非常に美味しくて、色んなお店のパテを食べ比べするのもまた楽しいんです。

そんな中で見つけたのが、Langue de porcという豚の舌‥…パリでは見かけたことがなかったので、見つけた時は目が釘付けになりました。

それで早速、こちらの人は豚の舌をどうやって食べているのかネットで調べてみると、酸味と合うのか、トマトソースのレシピがいくつかヒットしました。
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というわけで、まずは香味野菜と一緒に煮込んでから皮をとりのぞき、適当に切ってトマトソースに合わせてみました。

食べた感想はというと、牛や子牛の舌と全く区別がつきませんでした。違いといえば、そのサイズくらいで、これくらいの小振りの方がかえって扱いやすいと思いました。

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次回は白ワインとマスタードと合わせてみようかなと思っています。
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by kuma-rennes | 2011-02-26 01:01 | 料理 | Comments(0)

修行みたい

新しいオーブンと仲良くなるために、自分なりにあれこれとご機嫌伺いしているんですが‥…

あの人、古いタイプの頑固気質なのか、けっこう頑な気がします。

e0228108_013029.jpgこんなのや
e0228108_0330100.jpgこんな真っ黒けが焼き上がったりして、



















けっこうショック!!!!!!!!なんですけどー。



負けずにマカロンなぞ焼いてみるも、超がつく程の空洞ができたりして

またまたショック!!!!!!!!!!



それでも諦めずにもう一度作ったら、雨降りにも関わらず空洞はかなり埋まりました。
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今更、古い小さいオーブンを使うことになるなんて、なんだか修行みたいだけど

こんなこともまたいつか笑い話になるのかな。。。



はやく仲良くなりたいです。
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by kuma-rennes | 2011-02-25 00:23 | お菓子作り | Comments(4)

大きな牡蠣

先日、リスのマルシェで見つけた大きな牡蠣を試してみました。

写真ではちょっと分かりずらいですが、人の顔の大きさくらいあります。
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これはブルターニュの南、キブロン産の牡蠣で、大きいだけに脂がのっているのかと思ったら、意外とあっさりとして好みでした。

牡蠣って、こちらでは前菜にひとり6〜12個くらい平気で食べるので、殻を剥くだけでけっこう大変なんですよね。

こんな大きな牡蠣なら、ひとり2、3個あれば充分なので、楽できていいかも♪♪♪


そうそう、フランスの牡蠣は以前絶滅しかけたことがあって、再養殖するのに日本の牡蠣を使用したのはよく知られた話ですが、水が違えばこうも変わるのかというくらいさっぱりしています。

そして唯一、ブルターニュ原産だといえるのは、ブロンとかプラとか言われている丸くて平たい品種で、それがとっても美味しいんですよ。
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by kuma-rennes | 2011-02-24 00:39 | マルシェ/食材 | Comments(4)

新しい景色

前のアパートの景色もよかったけれど、今度の所もけっこういいな〜と思いながら毎日眺めています。

そうして10年前の私も、新しい景色の中で色んな事を感じていたんですね。

これは私が日本からパリにやってきて、新しいアパートに住み始めた頃に書いたものです。







『Piquet』


前の住人が置き忘れて行ったランプ

Piquetという玄関の名札

白く塗り直したばかりの壁は

新しい部屋の匂いも、もう消えかけている



すぐに慣れてしまうことは

今の私には未知の世界で

それでも普通になっていくことに

避けられない恥ずかしさを覚えるのだろう



寝返りを打つ度に目が覚めて

ずっとずっと朝がこない気がして

何度も目をつむっていると

全ては嘘のように晴れてた


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by kuma-rennes | 2011-02-23 00:00 | 詩/感想文 | Comments(2)

Galette Bretonne

新しい土地に来たなら、まずはその土地のお菓子から入るのが、礼儀というか、何というか‥…
その土地に敬意を表しているような気がしませんか?

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私は生粋のエシレっ子で、フランスに来てからはほとんどそれしか使ったことしかなかったのですが、エシレってブルターニュのバターではなくて、ご近所のポワトュー・シャラントが産地なんですよね。

パリではどこのチーズ屋さんでもエシレは購入できるし、モノプリ系の大手スーパでも扱っているので、手に入れるのは比較的簡単でした。

そうして今年、バター王国のブルターニュにやってきた私は、どこのチーズ屋さんでもエシレバターを見かけないのでびっくり仰天しました。(現在はどうにか見つけましたけど‥…)

その代わり、この地方で作られているフレッシュなバターがたくさん並んでいるのです。
そんな所にブルトン(ブルターニュの人々)の心意気を感じますよね♪

今回は、そんなブルターニュのフレッシュなバターを使ってガレットを焼いてみました。

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バターはもちろんdemi-sel、生地に手作りのレモンピールを混ぜ込んでいます。

粉はT45の薄力粉(日本では中力粉にあたるそうです)に、リスのマルシェで仕入れたブルターニュ産の石臼で挽いた強力粉を20パーセントブレンドしています。

結果は‥…もっちろん美味しかったですよ!

でも、底が焦げているのは、バターのせいでも、粉のせいでもなくて、オーブンのせいだと言いたいところですが、それはまだ新しいオーブンに慣れていない私のせいだということです。

実はこのバター、エシレよりも高価で、その他に試したブルターニュのバターよりずっと洗練されていましたが、やっぱりエシレの香り高さには叶わないと思いました。

でも、このバター、美味しいのは分かったけれど、どうしてそんなに高価なのか、今度、お店の人に聞いてみようと思っています。
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by kuma-rennes | 2011-02-22 00:11 | お菓子作り | Comments(2)

Cerdon

Cerdonって知っていますか?

Jura(フランスとスイスの国境沿いの県)のとある土地の名なんですが、そこで作られている発泡性ワインの名前でもあります。

発泡性ワインはシャンパーニュが代名詞のようになっていますが、それ以外の様々な土地でも生産されていますよね。

ブルゴーニュにもあれば、スペインではCavaが有名です。

そんな中で私達がとても気に入っているのが、このセルドンなんです。

パリのレストランでアペリティフにいただいて以来、見つけたら飲んでいますが、意外と見かけません。

それが、先日、たまたま入ったレンヌのワイン屋さんに置いてあったので、試しに買ってみました。

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アルコール度は8パーセントと高くありませんが、以前、レストランで空きっ腹で飲んで酔っぱらい、私は奥の個室で横になったことがあります。

それ以来、私が飲めない事は周囲に認知された思い出深い(?)お酒です。

さて、このセルドン、ちょっと甘めでアペリティフにはぴったりですが、ロゼよりも白の方がキリッとして美味しい気がします。

これは特に甘口だったので、残ったらスフレに使ったら美味しいかもしれません。

なーんて、コパンが全部飲んじゃうでしょうけど‥…
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by kuma-rennes | 2011-02-21 03:29 | 飲み物 | Comments(4)

シューの季節

シューといってもお菓子のシューではなくて、今回はその語源でもある野菜のシュー(キャベツ)のお話です。

海からの恵みを除けば、ブルターニュの土地はあまり肥沃ではなく、農作物はアーティチョークやカリフラワーが代表的で、最近では苺も栽培されるようになったそうです。

カリフラワーはフランス語でchou-fleur(花キャベツ)というキャベツの変種でもあるので、キャベツもたくさん栽培されています。

そういうわけで、私がレンヌにやってきてからマルシェでよく見かける野菜はキャベツで、しかもパリでは見た事がないような珍しい物があるので興味深く感じました。

基本的にフランスのキャベツは火を通して食べるしっかりしたもので、日本のように千切りして生で食べるような柔らかいキャベツは(フランスにもないわけでもないけれど)そう簡単に手に入りません。

なので、この↓キャベツを見つけた時は飛び上がる程喜んで、それ以来、同じ店で4度も購入しています。
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また、こんなキャベツの葉も売られているんですよ。


八百屋の列に並びながら、前の人に「この葉っぱはどうやって食べるんですか?」と質問をしたら、「塩ゆでして適当に切って、オリーブオイルやヴィネガーをかけて食べるのよ。」という返事でした。

とりあえず私はおひたしにしましたが、ちょっと苦みがあって菜の花に似ています。
でも、菜の花同様にそれが癖になる感じで、油で炒めてもとても美味しそうです。

そんな新キャベツの時季もそろそろ終わりですが、昨日のマルシェでは苺が出始めていたので、もう春がそこまできているんだな〜と感じました。
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by kuma-rennes | 2011-02-20 19:19 | マルシェ/食材 | Comments(2)

近所のマルシェ

私の通っているマルシェは3つあって、今朝は家から歩いて5分のところにある一番近いマルシェに出掛けてきました。

ここは毎週木曜日に開かれていて、こんな風に普通の住宅が並ぶ一本の通りにお店が続いています。
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とても庶民的で、特に野菜は農家から直通といった感じの泥のついた不揃いのものが多いです。
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今日はポトフを作るつもりで買い物をしていたので、お肉屋さんでそれを伝えると、いい肉の部位やら煮込み時間など色々教えてくれました。

その時に一緒に煮込む骨髄も頼んだら、もちろん気持よくサーヴィスしてくれて、後ろに並んでいたムッシューが「美味しくなりそうだね〜♪」と笑顔で話しかけてきました。

パリにいた時もこんな光景はよくあったけれど、何となく、ここはパリとは違った時間が流れているような気がします。

誰も全く急いでいない感じ。。。

今朝は私ひとりでマルシェに出掛けましたが、帰り道、マルシェのいい所をしみじみと感じながら歩きました。


その時ふと思い出したのが、ラデュゲの『肉体の悪魔』という小説のワンシーンです。

主人公の青年の恋人‥…、彼女は別の人の妻でもあったので、村の人からは疎外されるのですが、お店の人は商売柄、彼女を無視することもできないので、最低限のコミュニケーションはとってくれるのです。

それが嬉しい彼女は、買い物に出掛ける度に帰りが遅くなるので、その恋人がイライラして待つという場面がありました。

そう、彼女は、どんな些細な事でもいいから、外の世界の人と交わっていたかったんですよね。


そんな事を思い出しながら、マルシェは私にとっても、また、色んな人にとっても、家の中から外に出て、気持のいい空気を吸うリフレッシュできる場所なんだな〜と思いました。


そんなマルシェが私は大好きです。
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by kuma-rennes | 2011-02-18 00:29 | マルシェ/食材 | Comments(0)