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Porto-Douro

夏休みの間に新しいお菓子の開拓でもしようとフィリップ・コンティチーニの製菓本をめくっていたら、面白いお菓子があったので作ってみました。

見た目は完全にパリ・ブレストですよね♪
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でも違うのは、カスタードクリームにパット・ダマンド(マジパン)が混ぜ込んであるところで、アーモンドの風味が好きな人にはいいのではないかと思いました。
私は60パーゼントのローマジパンを作って、それを使いました。

食べた時にアーモンドパウダーのツブツブが口に残らないか心配でしたが、口当たりは全然問題なかったです。
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そしてこのネーミングは何かとというと、ポルトはポルトガルの街の名前で、ドウロというのはその市内を流れている大きな河の名前です。(その河にポルト酒の樽を浮かべて醸造します。)

コンティチーニ氏がポルトガルの思い出を再現したお菓子なんですって。
優しい素朴な味わいのシュー菓子なので、何となくポルトガルのイメージと合うなと思いました。


ラストは読者の方からご質問いただいた”フランスの卵”の表記について、ちょこっとご説明します。
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上の写真のように、販売されている卵には必ずアルファベットと数字の表記がされています。
一番のポイントは左側の数字で、0はBIO、1は自然の中、2は土の上、3はカゴの中ーで産んだ卵という意味です。

私は特別BIO推奨者ではないので、絶対に0でないといけないとは思っていませんが、せめて1の卵は使いたいと思っています。(2でもまぁいいんですけどね。)
*ちなみにブルターニュのマルシェでは特別意識しないでも普通に1の卵を買うことができます。

以上、ちょこっとインフォメーションでした♪
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by kuma-rennes | 2012-07-30 01:56 | お菓子作り

料理とお菓子の会⑨”ガトーショコラ”

昨日はオリンピックの開会式を見ていてブログを更新し損ねました。

日本選手入場のところまではギリギリ起きていましたが、その前がジャマイカの選手団だったのでボルト選手ばかりを映していてあまりよく見えず残念でした。
サッカーの予選は男女共好スタートを切ったことだし、その他の競技も頑張ってほしいですね♪


そして、昨日の昼間は”料理とお菓子の会”でした。

今回のお題はガトーショコラで、こんな夏日にはちょっと向かないお菓子ではありましたが、頑張って作りました。
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これはお持ち帰り用のガトーショコラで前日に作って用意しておいたものです。
この日が一番の暑さだったのでチョコを刻みながら溶けそうでした。

ご試食用の方はデモをしながら一緒に作り、クレーム・アングレーズも実演して焼き立てをいただきました。
というわけで、焼きたてと時間がたったものを両方食べ比べていただく形になりました。
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チョコレートはVALRHONA社のMANJARI(カカオ64%)を使用したので、それだけで味はもうお墨付きなんですが、焼き立てでもとても美味しかったのはさすがだと思いました。

写真は空のグラスで失礼しましたが、昨日も暑かったので炭酸水と一緒にいただきました。
ウエルカム・ドリンクにショーズ(グレープフルーツジュースのソーダ割り)を出したら喜んでいただけました。

昨日は小さいお子さんもいて賑やかな会となりましたが、こんなのも楽しいなぁと思いました。

*8月は”料理とお菓子の会”はお休みなんですが、もしも単発で参加してみたいという方がいらっしゃればコメント欄にご連絡ください。
材料の調達や日時等で問題なければ開催してみようかなと思っています。逆に秋口以降は難しくなりますので、興味がおありの方はこの機会にぜひお試しくださいね♪

それでは皆さんも、Bonnes Vacannces!!
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by kuma-rennes | 2012-07-28 19:26 | 料理とお菓子の会

夏ごはん

暑い日が続いていますが、今夜の雷雨でひと段落するとかしないとか‥…

こんなに暑いと食欲がなくなりそうですが、うちはコパンが毎日プールに通う子供のように喜び勇んでゴルフに出掛けて行くので、帰ってくるとお腹ペコペコ状態、しかも食べさせても食べさせても体力消費に追いつかずに痩せてしまうので、暑いからといって全く手を抜けません。

そんな昨日はせめて火を使わない料理にしようとタルタルステーキにしました。
今回はgîte(ジット)という牛の膝上のもも肉の部位をすすめられたので使いました。
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タルタルはパリのブラッスリーにはよくありますが、レンヌだとどこで食べられるんでしょう。。。
でも私はケチャップやソースをたっぷりかけたものはちょっと苦手なので、今回はそういうの無しでうち風にしていただきました。(なので人によっては物足りないかもしれませんね。)

小玉葱にケッパー、ピレネーで買った青とうがらしの酢漬け、バスクのスパイス、塩・胡椒、マスタード(多め)、紫蘇の葉もあったので入れました。それにオリーブオイルをたっぷりかけて、卵黄を載せて出来上がりです。久しぶりでとっても美味しかったです♪

そして今夜は暑さマックスでしたが、昼間はオーブンを使って焼き菓子を焼き、夜はバターたっぷりの舌平目のムニエルで元気をつけました。
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舌平目って何だか日本のウナギみたいな存在ではないかな〜と思いました。
暑いので作るのは面倒でも決して食べるのは面倒ではなくて、こういう時にしっかりしたものを食べるのは逆にとてもよい事だと思いました。

それから前菜というかつまみみたいなものですが、トマトのピクルスも食べました。
この間の友人宅で食べたトマトのシロップ煮が夏らしくてとても美味しかったので、私も久しぶりに作ってみました。
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私のはピクルスというくらいだからヴィネガーが入っていて普段は蜂蜜も入れますが、今回はマンゴー味の甘いヴィネガーを使ったので甘みは加えませんでした。が、この味の組み合わせはとっても美味しかったです!!

今週はこのトマトのピクルスを毎日食べてかなりフレッシュな気分になりました♪
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by kuma-rennes | 2012-07-27 04:07 | 料理

ベリーのマフィンふたたび

前回のニ・ダベイユ(蜂蜜と桃のムース)で残った果物でもう一度マフィンを焼いてみました。

生地には蜂蜜で似た桜桃を混ぜ込んで、トップにはブルーベリーと木苺とクランブルを散らしました。
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レシピは基本的に前回と同じですが、今回はマスカルポーネチーズではなくて、本来のレシピ通りクレーム・エペスを使ってみました。違いをチェックしたかったんですね。
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食べてみると、前回の方がチーズのコクが感じられましたが、今回の方がミルキーだと思いました。
機会があれば次回はフロマージュ・ブランで試してみようと思っています。
でも、マフィンはやっぱりマフィンなので、それ以上でも以下でもないかなというのが私の感想です。

それと、日本の友人が送ってくれたトラピストクッキーもおまけでご紹介します。
トラピストとは修道会のことで、そこで作られたクッキーです。
元はフランスのノルマンディーの修道院で何世紀も前から作られていたという古い古いお菓子です。
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これは中高の文化祭で毎年必ず食べていた思い出のクッキーで、中高の友人がわざわざ取り寄せて送ってくれました。
今では正直自分で作ったクッキーの方が美味しいと思うけれど、それでも一口食べたら懐かしさで胸が一杯になりました。



これだけは特別なお菓子だなと思っています。
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by kuma-rennes | 2012-07-25 18:27 | お菓子作り

Nid d'abeilles 2

この週末から晴れの日が続いているので、私も夏を満喫しようと今日はゴルフに出掛けてきました♪
久しぶりだったのでスコアは散々、物凄く疲れたけれど、こういう気持のいい疲労感ってピレネーの山歩き以来だと思いました。

コパンはもちろん、そのお仲間さん達も下手でみそっかすの私がいてお邪魔だったとは思うけれど、私の方はとても楽しかったので、また時々お邪魔させていただこうと思っています。

もう本当に気持が良かったー!!!!


話は変わって、週末に作った蜂蜜と桃のムースのニ・ダベイユ(蜂の巣という名のアントルメ)をご紹介しますね。
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これはコルドンブルーのレシピで、手間がかかるので作るのには少し気合いが入りますが、それでも結局食べたい気持が勝って作ってしまうケーキです。
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桃と蜂蜜のケーキなんて聞いただけでもそそられるし、見た目も綺麗ですよね?
今回はマルシェで木苺も手に入ったのでレシピ通りに入れることができました!!
この周りのアーモンドヌガーがまたパリパリして美味しいんです。

確か、5月のお菓子はフレジエで6月はフォレ・ノワール、7月はすっ飛ばしてしまいましたが、私としてはこれは8月のケーキかなと思っています。(桃のケーキなのでね。)

機会があったらぜひ食べてみてくださいね♪
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by kuma-rennes | 2012-07-24 02:08 | お菓子作り

和食系

私はフレンチと和食が好きですが、なるべくそのふたつを混ぜないで和か洋できっちりと区別して作るようにしています。

和食の時はもっと割烹風の煮炊きしたものにしたいけれど、なかなか材料が揃わなかったりで中途半端になりがちです。
けれど、和食もフレンチも、出来る範囲できちんと丁寧に作ったものはしみじみ美味しいなぁ〜と感じるので、なるべく手間は惜しまないように心掛けています。

そしてここ最近はちょっと和風の料理が食べたくなって、いくつか作ってみました。
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ひとつは鴨南蛮そば。こちらでは鴨肉は手に入りやすいので、葱さえあれば割と作りやすいです。
冬場はこれを鍋にしていただくのも美味しいですね♪

それから土曜のマルシェで仕入れた大きな蟹を使って何にしようかと考えたら、酢飯が食べたくなったので久しぶりに蟹寿司にしました。
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錦糸卵とさやいんげんと合わせて散らし寿司風にしました。お吸い物はアサリ入りで、イカの塩辛も作りました。
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これに煮物やおひたしなんかあればもっと良かったけれど、蟹の身を出していたら時間がかかって諦めました。

丁寧に出汁をとったり、アサリの砂抜きも2時間毎に3回水をとりかえて手間がかかるので、本当に毎日こんな具合で時間がかかります。


もう少し手際良くできたらもっと品数も増えそうですが、手際よく作ると私の場合は味が雑になるので、特に和食は難しいなぁとよく思います。
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by kuma-rennes | 2012-07-22 22:52 | 料理

Rendez-Vous Place du Parlement

7月14日から8月一杯まで、夜の11時からパルルモン広場でライトアップのスペクタクルが行なわれるというので見てきました。

これは去年末に市役所で行なわれたスペクタクルと同じ様ですが、今回はブルターニュ美術館の
Le Nouveau-néをモチーフにしているというので、ちょっと期待していきました。
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年末に市役所で行なわれた方はちょっと子供っぽくて具体的なテーマもあまり感じられなかったけれど、
ただ斬新で綺麗というだけでも充分満足して帰った記憶があります。
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それを場所と建物を変えて同じことをするのでは面白くないので、今回はもっとフランスの、ブルターニュの文化や芸術、建築、偉人を紹介する形で、音楽もクラシック調からテクノ、ポップまで内容を膨らませていました。





今回も非常に楽しめましたが、ただ、これからもこれを続けていくとすると、ちょっと飽きそうだなという気もしました。
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それでも、初めての人はとても楽しめると思うので、夏にレンヌに来る人はぜひ足を運んでみてください!!
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by kuma-rennes | 2012-07-21 22:03 | アート/建築

レモンケーキ3

食パンとレモンケーキを作りました。2つともご依頼品です。
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この食パンでサンドイッチを作って、週末のご旅行で召し上がってくださるそうです。
私の作ったお菓子やパンが、そんな毎日の生活のちょっとした彩りになるとしたらとても嬉しいですよね。

特別な時にご注文いただくのはもちろん光栄ですが、週末のご家族のお楽しみとか、むしろそんな風に気軽に召し上がっていただける方が、私がお菓子を作る本来の理由に近い気がします。

そういう意味で私が作りたいのは”毎日食べても美味しいお菓子”であって、お店のお菓子よりも見た目は少々劣る分優しい味になるように、素材の味が引き立つように‥…なるべく意識しています。


そしてこのレモンケーキは3度目の正直とでもいいましょうか、原点に戻ってコルドンのサブリナのレシピで普通に作りました。(レモンの皮のすり卸しは増やして、グラスアローは少し減らしています)
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2度目のマドレーヌ風の生地では軽すぎるということだったので、もう一度シンプルなパウンドケーキの配合でチャレンジしてみました。
それだと本当にシンプルな作り方なので、生地の混ぜ方がポイントになります。

これも100%自信満々というわけではないけれど、一生懸命作ったケーキです。
お口に合うといいけれど。。。
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by kuma-rennes | 2012-07-20 20:51 | お菓子作り

パルムの僧院

スタンダールの「パルムの僧院」を読んだ。これも再読。

スタンダールは「赤と黒」の方がいいとずっと思っていたけれど、これもなかなかで、特に主人公のファブリスの脱獄以降の展開は目が離せなくて楽しめた。

登場人物で印象的なのは、何といってもサンセヴェリーナ公爵夫人で、実際は彼女が主人公だといっていい。

この物語に最初馴染めなかったのは、ファブリスが魅力的なヒーローなどではなく、それどころか少しも共感できなかったからだと思うけれど、スタンダールは登場人物をそのまま描いていて、そのままが強烈だったのがサンセヴェリーナ公爵夫人だった。

こういう年増の女の粋や潔さ、欲望、哀しみは読んでいて本当に恐ろしくなるけれど、それが決して惨めでも滑稽でもなかったのは彼女自身の徳だろう。

年のはなれた甥のファブリスを本気で愛していたのも、そのファブリスを脱獄させたのはもちろん、投獄させたパルムの大公を暗殺した事、そんなパルム公国に嫌気がさして出国した時にサンセヴェリーナ邸の貯水池の留金を外して町中を水浸しにしてしまったことも‥…やる事なす事全て常軌を逸していて、逆にカッコイイとさえ思った。

特に、故大公暗殺の真相の書類を、新大公(息子)と公妃(母親)と共に密談し、その書類を彼らに読ませずに暖炉の火にくべさせるくだりは、『彼女は最大の危険のただなかに生きていた』という文章の通りに、読みながら手に汗を握った。
しかもその場面はとても丁寧に細かく描かれていたから尚更だったし、私はこんなに悪い女を応援しているのかと自分に飽きれたくらいだ。

考えてみれば、「赤と黒」に出てくる年増の女も、作者は違うがバルザックの「谷間の百合」の年増の夫人も、私には共通して魅力的に映った。
誰でも、自分の本当の内面をさらけ出した姿が一番人間らしいと思うからだ。

それでも、この物語の中で私が一番好きだったのは、いついかなる時でも紳士であったサンセヴェリーナ夫人の愛人、モスカ伯爵だったけれど。。。

ファブリスも、最後の方は完全に憎めない存在となっていて、その変わり果てた姿がもはやいじらしいを通り越して相当おかしかった。(この物語は真面目に読めば読むほど本当に可笑しい♪)

サンセヴェリーナ夫人にしろ、獄吏の娘クレリアにしろ、いつの時代もどうやら女の方がたくましいようだ。
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by kuma-rennes | 2012-07-19 21:00 | 詩/感想文

軽食

ここ最近で作って食べた軽食です♪

まずは人様の日記を見て無性に食べたくなった冷やし中華。
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麺から手打ちするつもりでいましたが、先週、パリに行ったコパンが和食材店で麺とタレのついたパックを買ってきてくれました。
コパンはこういうのはあまり喜ばないけれど、それでも買ってきてくれた優しい気持に応えて錦糸卵を多めにして具沢山にしました。

一度食べればもう気が済んだけれど、その一回がないといつまでも食べたい病に取り憑かれるので、これで気持がスッキリしました!!

それから山食を焼いたので、焼きたてでサンドイッチも作りました。
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ミミのカリッとした食感は焼きたてならではの美味しさでした。
中の具はサラダ菜、コンテチーズ、トマト、キュウリ、パンチェッタです。

ラストは軽食というより、軽いデザートの小豆ロール。
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小豆を炊いたら、必ず作るお菓子のひとつです。
レシピよりもっと甘くしてもいいのだけれど、たまにはこういう軽ーいケーキもいいかなと思って。

PS:今日のトゥール・ド・フランスのルートはピレネーの峠を越えているので、この間の旅行でドライヴした景色がたくさん見られて楽しかったです。
ただ、現地は35度を越えているのと、キャンピングカーが道にたくさん並んでいましたが。。
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by kuma-rennes | 2012-07-18 22:05 | お菓子作り