今日は近所の教会でパイプオルガンの演奏会があったので、夕方にちょっと出掛けてきました。
サン・ジャンヌ・ダルクという教会で、うちから正面に見えるレンガ造りの教会です。 パイプオルガンは大抵後方の上部に設置してあるので、みんなは椅子に座って正面を見ても、演奏者が見えないのは何だか不思議な感じがしました。 演目は、古典のオルガン曲や、演奏者が作曲したコンテンポランなものもありました。 教会の中で聞くとより雰囲気があって、たまにはこんなのもいいなと思いました。 それから話題はすっかり変わって、蟹の話。 昨日は「蟹を食べるぞ!」と意気込んで、ひとり一杯ずつの蟹を買いました。 私は蟹は好きなんですが、面倒臭いのは好きではないので、これまではけっこう勿体ない食べ方をしていたと思います。 それが、昨日の蟹はやたらと美味しくて、ミソはたっぷり、ほじくればほじくるだけ意外と身も出てくるので、一時間くらい無言で格闘していました。 この蟹はaraignée(アレニエ=蜘蛛)という名で、蜘蛛のように足が長いからだと思います。 もうひとつは、随分前に食べたtortue(トルチュ=亀)という名の蟹で、これも名前の通り亀に似ているからでしょう。 トルチュの方が身は詰っているかもしれませんが、アレニエの方が私は断然好きです。 でも、蟹って、シンプルに茹でるだけでも、ミソが出てしまったりするし、満月に獲った蟹は身が少ないと言われます。 今回のアレニエは茹で加減に成功し、多分、満月になる前に獲られたのでしょう。
by kuma-rennes
| 2011-08-08 04:18
| マルシェ/食材
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