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ソシソンとシポラタ

今日はソーセージのお話。

時間の無い時は、ソーセージを焼いただけの簡単な食事で済ませることもよくあります。
この日もそんな昼食で、前日に作ったラタトュイユと目玉焼きを付け合わせにしました。
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このソーセージはソシソン・フュメで、薫製にした生ソーセージです。

まず、フランス語でソーセージのことはソシソンと言いますが、色んな種類があって、セック(乾燥させたもの)、メルゲーズ(牛と羊の挽肉に唐辛子を混ぜて羊腸に詰めた生ソーセージ)、シポラタ(豚挽肉を羊腸に詰めた生ソーセージ)‥…その他にも地方色豊かなソシソンが一杯あります。

私は割とフランクフルトや、モンベリヤー(フランシュ・コンテ地方のソシソン)が好きなんですが、生のソシソンも食べてみたいと、最近はあれこれ試しています。
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よく分らなかったのがシポラタの存在で、ただの生のソシソンなのに、どうしてこんな名前がついているのかずっと疑問でした。
お店によっては、ソシソンとシポラタは見た目が全く同じなのに、ちゃんと区別して売られているんですよ。

そこでお店に人に聞いたところ、シポラタは羊腸に豚肉を詰めるけれど、ソシソンは豚の腸に詰めているのだそうです。
私からすると些細な事ですが、わざわざ名前を変えているくらいだから、重要なことなのかもしれませんね。

そうしてこちらの生のソーセージは、日本の人が想像するような粗挽きのパキッとはじけるような食感ではありません。
初めはそれが物足りなかった私ですが、最近は慣れてきました。
こちらのソシソンはちょっとボソボソしていますが、多分、混ぜ物が少ないんでしょう。
食感より味重視というところがフランスらしいと思いました。


そしてもう一枚は今日も作っていたマカロンです♪
コックの色を薄くして焼き色がつかないか試してみました。白いのはギリギリという感じです。
両方共、ヴァニラのバタークリームを挟んで、黄色にはオレンジピール、白は塩キャラメルをアクセントに加えました。
ソシソンとシポラタ_e0228108_4311029.jpg
by kuma-rennes | 2011-09-01 04:51 | マルシェ/食材
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