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Léon le Cochon

昨日は夕方から台所の水が使えなくなったので、外で食事をすることにしました。
しかし、月曜日は開いている店が少ないのであれこれ悩んでいる余裕もなく、レンヌ市内にある”レオン・ル・コション”にしました。
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カジュアルな雰囲気で、がっつり豚肉の料理が楽しめそうですよね♪

メニューを見てみると、無難な牛肉のステーキや魚料理もあったものの、何気にabats(アバ/臓物系)も豊富なのが興味深いと思いました。

そ・し・て、私は前菜にtête de veau(テットドヴォー/子牛の頭)のカルパッチョを選びました♪
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アバが苦手な人には問題外でしょうが、テットドヴォーって意外と美味しいんですよ。カルパッチョとありますが、生ではなくて、薄くスライスしているのをカルパッチョ風としたんでしょうね。

そ・し・て、メインはandouille(アンドュイユ/豚の超詰めのソーセージ)です。
私は特に臓物が好きというわけでもないんですが、ここのはvéritable(ヴェリターブル/本物の、正真正銘の)のアンドゥイユだと書いてあったので、それならばいただこうと!と思ったわけです。
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アンドュイユは質が悪いと本当に美味しくないので、質のよい正真正銘のアンドュイユが食べられるかは賭けみたいなところがあります。これは通常のメニューではなくてシェフのお勧め品だったので、これを逃すといつ食べられるか分らないと思ったのです。

実際、このアンドュイユは全然臭みがなくて美味しかったけれど、昨日に限ってはコパンの選んだpluma de cochon(プリューマドコション)の方が当たりだったといえそうです。
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このプリューマは豚の背中の部位で、スペインのイベリコ豚などの限られた黒豚の子供でないととれない貴重品だそうです。少しもらいましたが、半生に焼いてあってとても柔らかくて甘いお肉でした。

でも、これもシェフのお勧め品だったので毎回あるわけではないけれど、ここのレストランはアバはもちろん、ブルターニュの郷土料理的な肉料理も楽しめるのがいいと思います。

最後にもう一度書きますが、私は無類の内蔵好きというわけでは決してないですよ!
たまに食べたい程度なんですが、食べたい時になかなか出会えないのがアバなので、アバが得意なこのレストランはなかなか貴重だと思いました。


by kuma-rennes | 2014-04-09 01:45 | 美味しいお店/レストラン
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