久しぶりにアオゼンに食事に行きました。
この日はサーヴィス担当の男性が足を怪我して休んでいたので、シェフ自ら料理を運んでくれたりしました。このレストランはシェフとソムリエのマダムのカップルと、サーヴィス担当の男性と3人が軸になっているので、それぞれの役割分担がきちんとあって、その責任感と仲の良い雰囲気、常に向上心も感じられるとてもいい関係だなと思います。早く回復してまたいつものチームワークが見られるといいと思います。 そんな晩の料理ですが、まずは前菜。。。 ホタテのカルパッチョに真ん中がムース、その上にオマールエビ、青味がかった大根、グラニースミスのりんごを添えてクレソンののソースが周囲に点々とありました。白ワインはジュラのもので、何度か飲んだことはありますが、さらりとしていてレモンや柑橘系の香りがするので料理によく合っています。 次は魚の料理。 火を通したカビヨ(たらの一種)にグリーンアスパラ、小葱、レモン風味のカリフラワーのピュレにトリュフのソース、イタリアのベーコンやパルメザンチーズを添えたちょっとイタリアンなプレートでした。 まず、ここのアスパラはいつも美味しいなと思います。素材もいいのでしょうが、調理の仕方も旨味と甘味を引き出してとてもフランス料理的だと思います。トリュフのソースも香りが高くて美味しかったです♪ ワインはRullyの白でブルゴーニュ地方(マコンの上部あたり)のシャルドネ100パーセントでしたが、味に奥行きと丸みがあって美味しかったです。 肉の料理は鳩。小鳩ではなくて普通の鳩です。 カブと人参と…砂糖大根が温製で添えられているのが珍しかったし、美味しかったです。プルーンのソースがかかっていてかなり濃い目でしたが、鳩の味が強いのでこれくらいバランスをとらないといけないのでしょう。ワインも南仏のモンペリエの濃口でした。 デザートはショコラ系。 チョコのアイスにチョコのムース、マンダリンのコンフィもありますが、周りのチョコの泡のソースにバスクのエスプレットのスパイスをほんのり効かせているのがポイントだと思います。とても美味しかったです。 アオゼンにもこれだけ通うと特に目新しさは感じなくなってきますが、考え方を変えて、慣れ親しみつつあるシェフの料理を食べに行く感覚だと言えばいいのでしょうか。。。家の料理って物凄いレパートリーが多いわけでもないと思うし、それで飽きるというわけでもない。一人の人に毎回毎回目新しいものを求めるのは無理があるので、これだけのものを手間暇かけて用意してくれるその料理を味わいに行くというスタンスに最近は変わってきています。 去年の4月、ルノーさんの小羊肉が非常に美味しかったので、今度また食べられるようだったら教えて欲しいと頼んだので、もしも本当に教えてもらえるようだったら近々また行こうと思っています。この日も大満足のお料理でした。
by kuma-rennes
| 2016-04-02 06:29
| 美味しいお店/レストラン
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