お待ちかねのメイン料理はCaneton(カネトン:生後2か月以内の小鴨)でした。
パイ包みで中がフォアグラとのモザイク柄になっています。奥はポレンタ(トウモロコシ粉のパテ)かと思いきや、くり抜いたジャガイモに芽キャベツのピュレと白いキノコが入っていました。この芽キャベツのピュレが個性的な味わいで少しわさびみたいな苦味がありました。そしてこのカネトンがなかなか存在感のある濃い味だったので、これくらいの量でちょうど良い感じでした。 この一晩でキャビアとトリュフとフォアグラを全て堪能しました。 次はチーズのシャイヨーがやってきました。 右側がこの土地のチーズだというので3つばかり選びましたが、どれもかなり濃厚でした。。。 そしてプレ・デザートはマンゴーのチーズケーキ。 フランスでは輸入物のマンゴーが冬場に出回るので、季節感を無視しているわけではありません。 そして本物のデザートは、コースでは柑橘系のプレートになっていましたが、アラカルトのパリ・トレモラ(パリ・ブレストをもじったお菓子)が気になったので変更してもらいました。 円形のパリ・トレモラをテーブルの横で切り分けてサーヴィスしてもらいます。 このお菓子のポイントは胡桃をプラリネにしているところで、アーモンドやヘーゼルナッツのプラリネよりずっとマイルドな印象がありました。 この辺りは胡桃の産地なので土地の材料を活かした料理やお菓子を提供するのは非常に良い事だと思いますが、正直な感想としては、胡桃はそのまま食べるのが一番美味しいということです。油やリキュール、胡桃の焼き菓子やアイスなど、旅行の度に食する機会はありますが、個人的にはそう思いました。 この後、暖炉のお部屋で食後のコーヒーを頂いて、最高に気分良く眠りにつきました。 ラストはレストランの店内ですが、食事中に撮った写真はブレていたり、あまり雰囲気の伝わるものがなかったので、朝食の時の風景です。 見えにくいですけれど、テーブルの手前にタルトとパンプディングがあります。レストランの料理でホタテのトーストやトピナンブールのコロッケのパン粉、そして朝食の食パンなどで、残ったパンをプディングにしてアレンジしているのだなと思いました。ここはレストランとは別にカジュアルなビストロも併設しているので、食材が無駄なく美味しく活用されている気持ちの良い印象を受けました。きっと、スタッフの賄い食も美味しいのではないかしら。。。
by kuma-rennes
| 2017-01-19 04:49
| 美味しいお店/レストラン
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